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昨日は日本サステナブル建築協会主催の住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査 第8回報告会を見ました

断熱改修前後調査から得られた知見として

主なポイントは (配布資料の原文をそのまま記載しています)

①断熱改修によって家庭血圧が有意に低下

断熱改修を行った群と断熱改修を行わなかった群の血圧変化量の比較分析の結果、 断熱改修によって起床時の最高血圧が 3.1mmHg、最低血圧が2.1mmHg有意に低下

② 心電図に異常所見がある人は、室温 4.0 が18°C以上の住宅に比べて、12〜 3.0 18°Cの住宅で1.8倍、12°C未満の住 2.0 宅で2.2倍、有意に多い心電図に異常所見がある人は、室温 4.0 が18°C以上の住宅に比べて、12〜 3.0 18°Cの住宅で1.8倍、12°C未満の住 2.0 宅で2.2倍、有意に多い

③ 寝室が寒い、乾燥していると自覚する者ほど睡眠の質が低いことが明 らかとなった。また 室内環境が良い住宅で心身の健康状態が良いとの事

④ 座位時間(座ってる時間)が⻑くなると総死亡のリス クは段階的に上昇するそうで それが断熱性能の向上すると座位時間が短くなるそうです

⑤ 高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は交通事故の約4倍で骨折・転倒は,高齢者の介護要因第4位だそうです

住宅の寒さが,絨毯やカーペットを敷く,スリッパを履く,厚着をするなどの行動性体温調節を引き起こし,転倒リスクを高めた可能性があるそうです

家が暖かくなると上記のような改善が見られるので 光熱費削減だけではなく 健康になる事で医療費削減にもつながるので 断熱性能を上げることは重要だと思います

また WHOでは冬季の最低室温18°C以上

(小児・高齢者にはもっと暖かく、換気の重要性も指摘)としていますが、日本ではWHO勧告18°Cを満たさない住宅が 9割だそうです。 

無駄なエネルギーを使わずに寒さに耐えている生活です 子供は風の子と言いますが家ぐらいは暖かい方がいいと思いますが

国土交通省さんの資料でまとめられていました わかりやすいです

以下国土交通省説明資料より引用させていただきました

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