施工させていただきました 施主様の物件の室温を1年間計測できたので シミレーションと比較してみました
断熱性能計画の時、Ua値の断熱性能はあくまでも目安の一つと考え 実際の室温が何℃になるかを重要視しているので、いつもシミレーションソフトで室温を確認しながら断熱性能計画をしています
ここで大切なのは 実測がシミレーション通りになっているのかがとても大切です
使用するシミレーションソフトは ホーム君省エネ診断エキスパートです
結果を見るとLDKの室温比較で
年間平均をみると室温がシミレーションより1℃高い
相対湿度が室内がシミレーションより8%低い
外気の温度は気象庁とシミレーションを比較して気象庁がシミレーションより1℃低い
外気の相対湿度は気象庁がシミレーションより4.1%低い
という結果になりました ホーム君の気象データが2010年 気象庁が2022年から2023年なので外気のデータが違うので比較が難しいのですし 日によっては差がとても大きいときもありました
何が原因で結果が違うかを今後も検証していきたいと思います
その結果 それらを踏まえて、実測とシミレーションの差の傾向がわかれば
プランニング時にお施主様にシミレーション結果を提示するときに シミレーション結果に対しての注意点をお伝えすることができるので、実測とシミレーションとの比較はとても大切だと思います
シミレーションはに実測の裏付けがあると信頼性があがるので
ホーム君の気象データが最新年になるともっと検証できるのですが バージョンアップを待ちます