寒さを防ぐことによって健康になる

寒い家は危険が多い  死亡率の高い季節は、夏より冬!

 

 

家庭内の事故による死亡、病気での死亡、両方とも冬が多い

 

夏の熱中症が原因での死亡者は105人(救急搬送された人は5万6千人 2015年9月総務省発表資料)

冬の低温に起因する死亡者は12万人(2015年5月国際的な医療専門家による調査分析結果)

 

 

風呂場でなくなったのは、2004年 3,000人  2015年 4,866人

循環器系疾患の病気での死亡者も明らかに冬が多い

交通事故死者数

2014年 4,373人

2015年 4,113人 全日本交通安全協会より

 

家での死亡者数は、交通事故死亡者数の約3倍 つまり 家に居るほうが危ない

 

なぜ、家に居ると危ないのか?

原因はヒートショック

ヒートショックとは、室内での温度差で起きる現象です

良く知られているのは「入浴中のヒートショックです」

 

でも、ヒートショックは入浴中だけではありません

 

 

冬の夜の寝室やトイレの温度をはかったことありますか?

 

 

出典:近畿大学 建築学部 岩前研究室

布団の中は、暖かいけど、室温の冷たい空気を吸っているので、呼吸器官は、冷えている

冷気を吸い込み肺が冷えることによって免疫力低下します。肺の免疫機能が下がれば当然ながら風邪などを引きやすくなります。

いくら危険でも、トイレは我慢できない

このヒートショックこそが健康の大きなリスク

 

 

家の寒さを解消すれば、ヒートショックも防いで、健康も改善します

近畿大学 岩前篤近畿大学建築学部教授・博士(工学)さんの有名なグラフです

 

 

2002年以降これまで合計で約3万5千人を対象に近畿大学建築学部岩前研究室が独自に行ってきた健康調査です。新築の高断熱高気密住宅に引っ越した人を対象としており、回答者の中心は、30代~40代の働き盛り世代とその子ども世代である10代までの男女です。

気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節炎、アレルギー性鼻炎など15の諸症状について、引っ越し後の変化を尋ねたこの調査では、大半の症状に明らかな改善が見られます。特に省エネ等級4以上など、より断熱性の高い住宅へ引っ越した人ほど改善率が高くなっています。

家の断熱が健康改善に貢献度が高いことがわかります

寒い家は、老若男女すべての人にとって危険です

 

 

高性能なエコハウスで寒さをなくせば、健康長寿住宅を実現できます