自然エネルギーを利用するパッシブ設計には、立地条件・気象条件の把握が必修です

考慮する立地条件

どの地域に建てるのか?

国が決めている断熱性能基準の地域区分でもこんなに差がでます

 

地域ごとの補正を計算して断熱性能を決めることが必要です

隣地と隣家の配置によって敷地にどれくらい日があたるか?

太陽の熱量利用をするためには、建築地周辺の隣家の配置を把握して、家の配置を決める必要があります。

考慮する気象条件

建築地の年間の日射量や気温、風向きを知る

地域ごとに、日射量や気温、そして、風向きは当然違います。気象条件を把握することが必要です

一邸一邸ごとに、計算に基づいた根拠で考える

弊社では、温熱計算シミュレーションで、一邸一邸ごとのシミュレーションをしてお客様にご提示いたします

主なシミュレーションの内容

使用シミュレーションソフト ホームズ君「省エネ診断」 すまいのエコナビ

日本エネルギーパス協会 計算ソフト

燃費計算

 

日影シミュレーション

建物周辺の遮蔽物(隣棟)による日影を表現します。

 

日射断面図

軒・庇・隣棟の遮蔽物を考慮し窓から日射がどの程度建物に入るかを確認できます

日射熱シミュレーション

冬期はどのくらい日射熱を活用できるのか、夏期はどんな遮蔽物で日射熱に対処すればよいのかなどの検討に有効です。

照度シミュレーション

各部屋に求められる明るさの確認ができます。トップライトや吹抜けによる採光の効果も確認できる

 

日照時間シミュレーション

室内に入る日差し(直達日射)をもとに指定日の日照累積時間が確認できます。

立地条件・気象条件が違うと同じ家でも健康、燃費、快適性に差が出ます

室温シミュレーション

冬の朝方に洗面所の温度が何℃まで下がるのか、夏の日中リビングは何℃まで上がるのか、などを把握しヒートショック予防や暖冷房設備の運転計画の検討等にも使えます

通風シミュレーション

窓の開閉条件を設定しそこから通風経路や各開口部の風量や風速を可視化します

パッシブ設計は、方程式がない

パッシブ設計には、1+1=2というような方程式は、ありません 立地条件、気象条件の違い 断熱性能を求めすぎれば、冬に太陽熱を効果的に利用できなくなります

冬の太陽熱利用ばかり考えれば、夜に熱が外に逃げてしまいます。

バランスを考えて設計しなければいけないので、手間と時間がかかります。しかし、お客様にとって一番いいことを考えているので、苦労ではありません

ノルマに追われてる営業マンにはできなことです。

パッシブ設計は、目の前の建築費用だけではなく、将来のランニングコストを抑え、月々の光熱費の請求にイライラしなくて、メンテナンス費用の負担がない家

そして、自然のあたたかさ、心地よい風といった 落ち着く空間をつくることができると思います